治具にはめ込んだ地金にフラックス液を、両面に浸透させるために暫くおいておきます。
充分にフラックスが浸透したら溶接をしていきますので、ハニカムの上に地金をのせて火をつけます。
この時地金に火を向けないように注意して、火の強さを調節してから地金に向けるようにします。何故なら一度火をあてて少しでも離すと酸化被膜が出来て、溶着できなくなるからです。
強めの火で治具までも熱く高温にして、赤くなりオレンジ色になるまで火をあて続けていきます。
地金のようすをみながら、少し火を弱めて地金が溶けないように、けれど綺麗に溶着するように観察しながら
さらに火を強くしていきます。
溶着されたらタイミングよく火を離しますが、地金はすぐに動かさず自然に冷まさなければいけません。