幅6ミリの結婚指輪を作るポイント

個性的な結婚指輪の悩み

結婚指輪の幅に関して、標準的なのは約2.5〜3.0ミリであり、6ミリだとごつくて個性的な一品になります。
その代わりに、リングが重くて指が疲れやすいなど、シンプルなデザインにはない問題が出てくるものです。
そこで、幅6ミリによくある問題を解決するポイントを、今回ご紹介したいと思います。

素材を工夫する

幅6ミリにしたときの重量に関しては、素材を工夫するのが効果的です。
結婚指輪に使える素材は、プラチナやゴールドだけでなく、ほかにもいくつかの種類があります。
そして金属の重量は、どれも同じではありません。
使用する素材によって完成品の重量は変わるため、工夫次第では、幅が広くても軽い結婚指輪にできます。
軽い素材には、たとえばチタンが挙げられます。
チタンは頑丈な素材ですが、比較的軽いのが特徴です。
ほかの素材を選んだときより完成品を軽量化しやすく、ごついデザインにしても指が疲れにくくなります。

デザイン違いにする

幅6ミリはごつくて個性的なデザインとなるため、パートナー様の好みに合わないリスクがあります。
2人の好みが合わないなかで、どちらかのデザインに合わせると、結婚指輪に多少の不満が残りかねません。
幅6ミリがパートナー様の好みに合わないときは、デザイン違いにすることを一度検討してはいかがでしょうか。
デザイン違いとは、結婚指輪として作るペアリング間で、デザインを無理に統一しないスタイルです。
男性用はストレート、女性用はウェーブなどと、ペアリングでデザインを変えても問題はありません。
装飾や素材、テイストなどを揃えると、デザインは違っていてもペアリングらしさは演出できます。
デザイン違いも視野に入れると、幅6ミリを選びやすくなります。

気持ち良く使える結婚指輪に!

個性の強いデザインも、一工夫によって使い心地が良くなります。
結婚指輪のデザインを現在お考えの方は、ぜひさまざまな案や工夫をチェックしてみてください。
当工房enishiは、お客様がご自分で結婚指輪を手作りできるほか、木目金の結婚指輪に関するご注文も承っております。
興味をお持ちの方は、お気軽にご利用ください。