木目金リングの作り方について

見た目にも素敵な木目金のリング

木目金とは、地金の色だけを用いて木目のような模様を作る伝統技法であり、大変美しいものです。
これで作ったリングは素敵な記念品となるので、結婚指輪としてもおすすめです。
今回はこの指輪の作り方についてご紹介します。

木目金のリングが完成するまでの一般的な流れ

指輪を作る素材の色だけで模様を作るため、最低でも2種類は素材が必要です。
シルバーとピンクゴールドなど、色の違いが大きいものを選ぶと完成品の見た目が鮮やかで美しいものの、プラチナとホワイトゴールドなど、色の系統が似ているもの同士を合わせることも可能です。
素材を選んだら、それらを高温で溶接し、1つの金属板とします。
そのままでは複数の色がうまく表面に出ていないので、職人の技術力を持ってさらに加工します。
たとえば金属板をねじり、層のように積み重なった色を表面に出します。
そのほかにも叩いて伸ばす、表面を少し削るなどし、その金属板のなかにある複数の素材の色をうまく表に出すのです。
このようにして、その金属の色だけで木目模様を作ります。
最後にその金属板を加工し、リングの形状へと仕上げれば完成です。

木目金リングの注文方法

木目金工房enishiには結婚指輪の手作りコースがあるものの、上記の木目金リングは職人による完全オーダーメイドのみです。
お客様には当工房までお越しいただき、ご注文を承ります。
これから製作する指輪ですので、ご希望の内容やその他の要望があればお気軽にご相談ください。
正式なご注文とお支払いをいただいたのち、製作に入ります。
完成までには早くとも1カ月は必要なことが多く、その時々の状況に応じて納期がさらに変動するので、ご注文の際によくご確認ください。
このように木目金工房enishiでの作り方は、完全オーダーメイドです。
なお、来店が難しい方は郵送でのやり取りでご注文を受けられる場合があるので、一度お問い合わせください。

木目金リングはおすすめ

ご紹介したように、高い技術力を要する工程を経て、木目金リングは完成しています。
具体的な作業は職人がすべて担当するので、お客様は気軽にご注文になれます。
興味をお持ちの方はぜひ製作をご検討ください。