手作りで結婚指輪を作るなら、指輪のフチも挑戦
投稿者: edt
手作りのミル打ち
ミルの形は好みがあるので、自分たちでやってみようと
二人のワックス
ひとつのワックスをふたりで、ヤスリを使い
捻りの手作り 指輪
ワックスで何でも出来ると聞きましたが
ピンクゴールド18金
手作りの指輪にしようと、二人で相談をして
結婚指輪 手作り
結婚指輪手作りドットコム、表参道店にいきました。
木目金結婚指輪3の5
木目金素材が2、3ミリになりましたら、軟らかい松ヤニの中
へ埋め込み、固定させてから鏨で再度彫り込みます。
万遍なく、間隔をあけて彫りましたら松ヤニから
取り出して、綺麗に洗浄して松ヤニを落とします。
さらにローラーで木目金素材を1ミリ幅にしますが
必ずノギスを使い、毎回計測しながら注意深く1ミリに
していきます。1ミリまでになりました木目金素材を
なまして急冷を数回行い、柔軟な状態にしておきます。
木目金結婚指輪3
木目金素材が3ミリ幅になりましたら、鏨彫りをします。
まず松ヤニを温めて軟らかくして、木目金素材を埋め込みます。
固定されましたら、ハンマーで鏨を叩いて彫り込んでいきます。
あらかじめ作ってある、いろんな種類の鏨を使い間隔を少しあけて
全体的に彫りましたら、松ヤニから木目金素材を取り出して
綺麗に洗浄して松ヤニを落とします。
更に2、3ミリの幅にする為にローラーをかけていきますが、
ノギスを使い計量しながら薄くなりすぎたりしないように
注意深くおこなっていきます。
木目金結婚指輪3
自然に冷めた後に、治具から木目金素材をとりだします。
素材を4ミリの厚さにする為に、なまして急冷を3回おこない
金属を柔軟にしておきます。
素材を赤い色になるまで火をあて、ペンチで掴み金槌で叩いていきます。
その時素材を溶かしてしまわないように注意し、また赤い色が消えているのに
金槌で叩くと金属が割れてしまうので気をつけて行う必要があります。
何度か繰り返し4ミリ位になりましたら、ローラーで3ミリにしていきます。
木目金結婚指輪3
治具にはめ込んだ地金にフラックス液を、両面に浸透させるために暫くおいておきます。
充分にフラックスが浸透したら溶接をしていきますので、ハニカムの上に地金をのせて火をつけます。
この時地金に火を向けないように注意して、火の強さを調節してから地金に向けるようにします。何故なら一度火をあてて少しでも離すと酸化被膜が出来て、溶着できなくなるからです。
強めの火で治具までも熱く高温にして、赤くなりオレンジ色になるまで火をあて続けていきます。
地金のようすをみながら、少し火を弱めて地金が溶けないように、けれど綺麗に溶着するように観察しながら
さらに火を強くしていきます。
溶着されたらタイミングよく火を離しますが、地金はすぐに動かさず自然に冷まさなければいけません。
